『おつかれさま』も話題!Netflixで観られるおすすめの感動系泣ける韓国ドラマ3選

ドラマ・映画

韓国ドラマといえば、恋愛ものや復讐ものなど、特定のジャンルに偏って観ているという方も多いのではないでしょうか。私も以前は復讐どろどろ系の作品ばかり観ていましたが、思い切って他のジャンルにも挑戦したところ、泣いてしまうほど心揺さぶられる感動作にも出会いました。そんな経験から、ぜひ自分が普段観ないジャンルを試してみることをおすすめしたいです!

本記事では、私おすすめの感動的な泣ける韓国ドラマをNetflixから厳選して3つご紹介します。

Netflixから厳選 感動系泣ける韓国ドラマ3選

おつかれさま

1950年代の済州島から現代のソウルを舞台にした家族の人生を描いた感動作です。最後にはタイトル通り本当に心から「おつかれさま」と言いたくなる作品で、今のところ私の2025年のランキング1位に輝いています。

主人公「エスン」が子ども時代から、親になり、おばあちゃんになるまでの人生が描かれています。エスンの娘クムミョン」の成長も大きなテーマで、親と子どもの視点が描かれていて、私自身の子ども時代もこうだったなと思い出させられ共感する部分がたくさんありました。俳優さんたちのすばらしい演技が、この物語に深く感情移入させてくれて、ある家族の人生を見せてもらったという感覚になります。特に、エスンの若い頃と娘の役を演じるIUさんの一人二役は見事でした。中年期を演じたムン・ソリさんはそのIUさんのエスンをしっかり引き継いだすばらしい表現力でした。また、若い頃のヤン・グァンシクはパク・ボゴムさん、中年期をパク・ヘジュンさんが演じており、どちらもエスンとその家族を一生支え続ける姿が本当にすばらしかったです。

このドラマは波乱万丈な人生を描き、登場人物たちは困難や絶望に立ち向かいながらも希望を見出します。彼女たちの姿を見ていると、私ももっと頑張らなければという気持ちになりました。泣けるシーンも多く、心を揺さぶられます。韓国の時代背景や流行りの音楽については詳しくありませんが、風景や街並み映像や音楽などがその時代を表現しており、時代変化の映像も印象的でした。全16話、各話約50~85分です。

「おつかれさま」をNetflixで観る

私たちのブルース

済州島を舞台にしたオムニバス形式のドラマです。各話のタイトルには「誰々と誰々」といった人物の名前が使われ、その人物たち(14人)を物語が展開されていきます。例えば、鮮魚店を経営する独身女性や高校生カップル、海女の物語など、多様なキャラクターがそれぞれの問題に向き合いながら、家族、恋愛、友情、仕事に生きる姿が描かれています。

私が特に好きなのは、優等生の高校性カップルヨンジュヒョン」及びその親たちの話イングォンホシク」です。どちらも父子家庭で、子ども同士は仲が良いのに、父親たちが会うたびに喧嘩をする姿が笑えます。この父親役を演じるお二人、パク・ジファンさんとチェ・ヨンジュンさんの存在感が圧倒的でした。ある出来事でさらに険悪になる父親たちにハラハラしつつも最終的には解決して安心しました。また、様々なキャラクターが職場や同級生、市場など済州島中でつながり、異なる話に顔を出す点も魅力です。あの有名なイ・ビョンホンさんも出演していました。彼は私がまだ韓国ドラマを見ていない時代(20年くらい前?)からでも名前を知っているほど有名な方ですが、実は「イカゲーム」でしか観たことがありませんでした(笑)。

この作品は、あれだけ多くの人々の物語上手に完結させており、今思い出しながら記事を書いていると、もう一度見返したいと思うくらい素晴らしい作品です。全20話、各話約60~90分です。

私たちのブルースをNetflixで観る

涙の女王

「涙の女王」は流行っているのを知ってはいましたが、ラブストーリーというジャンルにあまりが興味がなく、これまで観ることはあまりありませんでした。しかし、挑戦してみた結果、自分が普段観ないジャンルでも韓国ドラマが面白いことを実感しました。

物語は、田舎出身の高学歴ペク・ヒョヌ(キム・スヒョンさん)と財閥令嬢ホン・へイン(キム・ジウォンさん)が、冷え切った結婚生活を送る様子から始まります。あるきっかけを経て様々な困難や財閥間の争いに直面しながら、再生していくストーリーです。ただの恋愛系物語ではなく、途中途中でサスペンスや家族の人間関係といった要素も散りばめられているため、ラブストーリーをあまり観ない私でもスムーズに引き込まれるほどおもしろかったです。また、各話の最後にある「エピローグ」で伏線が回収されるところも良かったです。

ザ・グローリー』で知られるパク・ソンフンさんが重要な役で出演しており、彼の悪役ぶりが際立っていました。彼は単なる悪者ではなく、複雑な背景を持つキャラクターで、最終的には切なさが漂っていました。また、へインの弟ホン・スチョル(クァク・ドンヨンさん)や叔母さんホン・ボムジャ(キム・ジョンナンさん)の恋愛模様も描かれ、彼らの憎めないキャラクターが好きでした。物語には「あと一歩のところで・・・」や「実は過去から・・・」というシーンが多く、見ごたえがあます。全16話、各話約70~110分です。

「涙の女王」をNetflixで観る

終わりに

今回ご紹介した作品はどれも、復讐系が好きな私は自ら選択しないドラマでした。ランキングや話題性のみで観たのがきっかけでしたが、どれも最高にはまりました。ジャンルを絞らず観たほうが絶対にいいと感じましたので、是非おすすめします。私の祖母も生前、韓国ドラマにはまっている時代があり、その時私は全く興味がなかったので、今なら上記の作品をおすすめできるのに、と悔しく思いました。たくさんの作品を観ているうちに、こんなにおもしろい作品を作っている韓国をいつか旅行したいという目標もできました。(幼稚園の頃、祖母たちに韓国旅行に連れていかれました(笑)が、全然記憶がありません。)まだまだ観たいと思ってマイリストに登録している作品がたくさんあるので、また観て投稿したいと思います!